そっとチラ裏@はてなブログ

人間は読まなかったので、今はそっと生成AIに読ませてるブログ

【今週のお題】「桜」…「さくら」…と言えば『皇帝のいない八月』ですね!

さて、いつもの如く、久々にブログを更新するキッカケとして、はてダの「今週のお題」にテキトーに答えてみますか。

桜だからと言って、今年のお花見の写真をブログに貼っても普通すぎて面白く無い!(←こんな風に素直じゃないから、ブログの更新が滞るのだよ…orz)

桜…さくら…と言えば、今は亡き「寝台特急さくら」。

そして、「寝台特急さくら」と言えば、『皇帝のいない八月』ですね!(そうか?)

198X年8月14日、暗号名「皇帝のいない八月」と名付けれたクーデター計画を実行しようとする元自衛隊将校らが、ブルートレインさくら号に爆弾を仕掛けて列車ジャック。戦後40数年、再び「日本のいちばん長い日」が…という今から33年も昔の1978年の邦画。押井守ファンなら、機動警察パトレイバー初期OVAシリーズの「二課の一番長い日」の元ネタとして知っているかもしれない映画です。


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自衛隊元将校の藤崎(渡瀬恒彦)らが博多発東京行のブルートレインさくら号を占拠。大規模なクーデター勃発を危惧する政府は、ただちに事態の収拾に乗り出すが…。もし現代の自衛隊がクーデターを起こしたら? という想定の下で記された小林久三の同名小説を原作に名匠・山本薩夫監督がオールスター・キャストで描くポリティカル・サスペンス超大作。列車内では緊迫した状況下で藤崎とその妻(吉永小百合)、そして彼女のかつての恋人(山本圭)による三角関係の因縁劇が進められていくが、やはり圧倒的におもしろいのは政府側の描写であり、反体制的立場を一貫して貫く山本監督の面目躍如といった政治家という名の巨悪によるドロドロの駆け引きがエネルギッシュに描出されている。なお「皇帝のいない八月」とはクーデター計画の暗号名で、同名レコードから採ったという設定から、音楽担当の佐藤勝はまず架空の同名クラシック組曲を構築し、それを元にさまざまな劇中曲を奏で上げながら、作品のサスペンスを否応なく高めてくれている。(増當竜也)

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kanose 加野瀬 刑事の活躍が見たいんじゃなくて、警察官僚の駆け引きが見たいんだよ!と思ったんだけど、それって小説だとともかく、映画だと押井守ぐらいしかいないんじゃないかって気がしてきた (2011/01/02 10:05:02) link
mametanuki まめ狸 @kanose 古い映画ですけど、押井守(パトレイバー)つながりで『皇帝のいない八月』(1978)はダメですか?警察官僚じゃないですけど、高橋悦史演じる内閣調査室室長と政治家たちとの駆け引きがカッコ良かった記憶が… (2011/01/02 10:35:09) link
mametanuki まめ狸 パトレイバーOVA「二課の一番長い日」前編冒頭シーンの元ネタとして見たのか、たまたまTVの深夜放送で見たのか記憶がはっきりしない。ただ、クーデター部隊隊長役・渡瀬恒彦の狂気と二重橋を交互に映したシーンがやたら印象に>『皇帝のいない八月』 (2011/01/02 10:52:59) link

■本作の"いらない娘"、吉永小百合は戦後日本の象徴!?

『皇帝のいない八月』に関するレビュー記事で読み応えがあったのは、この記事。

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女を盾にして声高に平和を叫ぶ山本圭!その存在のうっとおしさといい独りよがりな言動といい、そんな彼をオレは最初、嫌悪した。そして、鑑賞後、実はこの男の演じた役柄自体が平和ボケしたオレ達(=日本人)の姿だったという事に気づき驚嘆した。女を盾に取り、妻を裏切り、「平和」を叫び、生き残ろうとするが無残に蜂の巣にされる山本圭。彼は間違いなくこの作品の皇帝だった。もし「山本圭のいない八月」だったなら・・・この作品はぞっとしたものになっただろう。> <

記事冒頭のこの文章には、なるほど!と思いました。しかし、これを読んで自分はちょっと違うことを思ったんですね。

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mametanuki まめ狸 @mametanuki ただ、それを言うなら、「平和」を語る優しいサヨ男(山本圭)よりも、キチ●イのように「愛国」を叫ぶウヨ男(渡瀬恒彦)の方に、乱暴されつつも惹かれてしまう女(吉永小百合)こそ日本人の姿という気もw http://htn.to/Lcz5Q (2011/04/10 18:10:49) link
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本作では吉永小百合こそ、うっとおしい存在です。

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藤崎の妻杏子を演じる吉永小百合(1945- )。彼女の存在は間違いなく本作にとって不要な役割だったが、クーデターとメロドラマを絡めて多くの観客を取り込もうと松竹が魂胆したものだろう。相変わらず美しいとしか言いようのない彼女だが、そんな美しい蝶々が登場するたびに、物語の緊迫感はぶつ切りに失われた。

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皇帝のいない八月 -SummaArs 藝術大全

その存在意義をあえて見つけようとすれば、吉永小百合の演じた女性こそが戦後日本の象徴として重要な役割があったのかな、と。戦後、平和主義を唱えて復興して来た日本。もう戦争には懲りたハズなのに、何故か右翼的な主張に心がざわめき、ときめいてしまう…そんな戦後日本人の不可思議な心の動きを形にしたのが、吉永小百合の役だったのでは…とまあ、そんな風にコジツケでもしないと何とも納得がいかない登場人物でしたね、『皇帝のいない八月』の吉永小百合は。

それにしても、渡瀬恒彦演じるクーデター軍将校は、その狂気性を含め、何とも怪しげな魅力があるんですよねw


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■米国が背後から糸を引くクーデター計画はあったのか?

『皇帝のいない八月』で描かれたクーデータ-事件は、背後に米国のCIAが絡んでいるとして描かれています。実は、戦後の日本でそのようなクーデター未遂事件が本当にあったという話もあります。それが三島由紀夫の楯の会事件。

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この「自衛隊は誰のものか」の中の三島事件の箇所の資料は、山本舜勝『自衛隊「影の部隊」』講談社(2001)であることを知り、僕も新宿の紀伊国屋でこの本を入手して読んでみた。すると、全学連による反政府運動は日増しに激化し、今にも共産革命が起こるのではないかという当時の社会世情の中で、国家の防衛に強い危機感を感じていた旧日本陸軍出身の自衛隊幹部とアメリカ陸軍とCIAは自衛隊によるクーデターを望んでいたとのことである。アメリカは、中ソ接近による極東アジアでの共産主義勢力の拡大に対抗するため、日本が憲法を改定し、自衛隊が国軍になってアジアの共産主義に対する西側陣営の防衛を本格的に担ってくれることを望んでいた。つまり、彼らはクーデターの機会を求めていたのだ。

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『パトレイバー2』と三島由紀夫: 深夜のNews

http://night-news.moe-nifty.com/blog/2004/06/post_17.html

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mametanuki まめ狸 『皇帝のいない八月』…自衛隊のクーデターを描くフィクションに時代背景的なリアリティーが与えられたのって、あれくらい昔が最後なんだろうか。今日の自衛隊を素材に"万一の事態"ってのは描けないんだろうなぁ (2011/01/02 11:00:48) link
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kanose 加野瀬 @mametanuki 三島由紀夫は自衛隊と組んで安保の騒乱状態の時にクーデターを起こそうとしていたという話があって、パト2好きなら必読の話です http://bit.ly/fTMeMR (2011/01/02 11:06:48) link
mametanuki まめ狸 @kanose わぁ、どうもです。この記事は面白い!戦争どころか自衛隊のクーデターすらリアリティの無い現代の東京を舞台に、"万一の事態"に備えた警察vs自衛隊の緊張を描く挑戦でもあるんですよね、パト2は。 (2011/01/02 12:21:45) link
mametanuki まめ狸 事実かどうかは別として、旧軍出身自衛隊幹部とCIAが描いた、70年安保闘争の鎮圧を大義名分とした自衛隊治安出動→国軍化/クーデター構想と、三島由紀夫の自決という物語構図はwktk。 / 深夜のNews: 『パトレイバー2』と三島由紀夫 http://htn.to/aAKq9d (2011/01/02 12:33:05) link
mametanuki まめ狸 @mametanuki 自決した三島由紀夫と、「もう少し、見ていたかったのかもしれんな」「この街の、未来を」と語り自決しなかった柘植行人(押井守『パト2』)。この対比は、たしかに面白い。 http://htn.to/aAKq9d (2011/01/02 12:39:06) link
kanose 加野瀬 @mametanuki ブクマコメントでも裏取りが…って言ってる人いたけど、ここで取り上げられている『自衛隊「影の部隊」』を書いた山本舜勝氏自身が、三島と組んでいた自衛隊幹部なんですよ。三島を裏切ったという贖罪から書かれた本なので (2011/01/02 13:23:32) link
mametanuki まめ狸 @kanose "「たとえ当事者の証言でも歴史的資料として扱おうとすると別ソースからも裏付けが必要ってのは分かってるけど、アニメを語る資料として興味深い」(and歴史学的手法で掘り下げるつもり無いw)と予防線を張っている歴史専攻者のチキン発言"以上の意味は無いですw (2011/01/02 14:03:46) link
kanose 加野瀬 『皇帝のいない八月』見た。以前見た時は気付かなかったけど、楯の会事件がかなり背景としてあるのを今回理解した。渡瀬恒彦が三島の檄文を読むシーンまであるし。あと山本圭演じるジャーナリストがなんか押井守っぽい (2011/01/08 04:38:19) link

自衛隊「影の部隊」―三島由紀夫を殺した真実の告白

自衛隊「影の部隊」―三島由紀夫を殺した真実の告白

で、この山本舜勝氏の『自衛隊「影の部隊」』について批評している元・自衛隊幹部の本を偶々見つけたんですね。

日米秘密情報機関 「影の軍隊」ムサシ機関長の告白

日米秘密情報機関 「影の軍隊」ムサシ機関長の告白

三島事件以外も中々に興味深い中身だったので、いずれちょっと感想をブログに…