スペシャルドラマ「SPEC〜翔〜」

　見終わった感想は「たぶん視聴率悪いだろうなぁ、こりゃ」

• ハロプロの終焉まで看取るブログ SPECのプロデューサー「 昨日の視聴率で地上波でのスペック新作は永遠に可能性を失った」

昨日の視聴率で地上波でのスペック新作は永遠に可能性を失った。それは僕の力不足なので仕方ない。作品には命がある。その運命を決めるのは天の声。すなわち世論なんすよね。それを今朝味わいました。

— やきそばうえださん (@yakisobaueda) 4月 2, 2012

　一見さんお断りオーラ出しまくりで、連続ドラマを全話見てない初見の視聴者は、まず付いてこれない。正直、全話見ていた自分もちょっと付いていけなかったｗ
　それくらい、ネタの濃度が濃い。濃すぎて、自分は胃もたれ感すらあった。

　シリーズ放送中は、物語が徐々にギアアップされ加速していった。第一話での、よくある性格の違う二人組刑事ドラマからの超展開。一話完結の推理ドラマ的スタイルから最終話の怒涛の展開へ。徐々にスピードもテンションも上がっていった。一年以上の放送間隔が空いているのに、その最終話でのトップギアのままスペシャルドラマ「翔」につなげてきたので、初見の人はもちろん、久々にSPECに触れたファンは、完全に置いてけぼりになってしまったんじゃなかろうか。
　「翔」の後半の熱い展開は好きだけど、そこに辿り着いた時には既に食傷気味で…。
　より先鋭化、カルト化を要求されるSPECファン。
　ま、そもそも、ケイゾクやTRICKなど、堤幸彦作品の続編展開っていつもそんな感じでしょ？、と言ってしまえばそれまでかもしれないけれど。

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