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大国が無人兵器に熱い視線

 無人兵器の話題を近頃よく目にするようになった。






mame-tanuki
生身の兵士のリスク(確認前に恐怖感から誤射or確認が遅れて死傷)との比較かぁ>「米陸軍士官学校のゲーリー・ソリス元教授は「軍服を着ない武装勢力と市民を映像だけで区別するのは難しいはず」と指摘する」 2010/05/01
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 大国であっても、国防を担う兵士となる人的資源の確保が難しい時代になっている。


 中国軍の強みは「人的資源」。今も陸上兵力は約160万人で世界最大だ。だが、政府の一人っ子政策でその「強み」に変化が生じていると話すのは、拓殖大大学院教授の森本敏だ。
 「家族に1人しかいない男子が兵士として死ぬことへの抵抗感は強く、政府も無視できなくなっている。今後はいかに兵員を殺さずに戦うかが重要なテーマになる」

 人的被害を最小限に抑えるため、中国は無人爆撃機の導入などを急いでいる。

●中国が直面する課題 一人っ子政策のジレンマ|第25号 中国、海軍大国への胎動|朝日新聞グローブ (GLOBE)

http://globe.asahi.com/feature/091005/memo/03.html

 一方で、無人兵器は大国にとって脅威にもなりつつある。


 最近の米空軍の研究によれば、この種の無人機システムはテロ組織が最も入手しそうな大量破壊兵器──つまり放射性物質や生物・化学兵器を搭載した汚い爆弾の「理想的な運搬手段」になり得る。

【中略】

 冷戦後のアメリカは、国内外の防空体制を真剣に考える必要がなかった。だが、そろそろ見方を変えるべきだ。現行の兵器では、この種の新たな脅威にうまく対処できない。
 熱を発しない電池駆動の超小型無人機は、従来の熱追尾式ミサイルでは迎撃が難しい。パトリオット・ミサイルなら撃墜できるが、1基300万ドルもするのでコストが非常に高くつく。

●無人機「拡散」が生む脅威 | ビジネス | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

http://newsweekjapan.jp/stories/business/2010/04/post-1214.php?page=2