新聞の広告などで目に付いた本

■ＩＴ本

岡嶋裕史『アップル、グーグル、マイクロソフト クラウド、携帯端末戦争のゆくえ』

アップル、グーグル、マイクロソフト クラウド、携帯端末戦争のゆくえ (光文社新書)

　この人の本は難しい問題を分かりやすく噛み砕いてくれるイメージ。逆に言えば、ある程度の知識がある人には物足りなさも。本屋で立ち読みしてパラパラっと中身を眺めたが、日本のＩＴ業界が生き残る戦略の選択肢の一つとして、開き直ってガラパゴスを極め、自分たちのルールがまあかり通る楽園に引き篭もれと説いたりしていた。

■歴史

樺山紘一『新・現代歴史学の名著―普遍から多様へ』

新・現代歴史学の名著―普遍から多様へ (中公新書)

目次を見ると、名著として挙げられている本は、こんなラインナップみたい。

中国の科学と文明〈第1巻 序篇〉

文明の生態史観 (中公文庫)

ワイマール文化 (みすずライブラリー)

近代世界システム〈1〉―農業資本主義と「ヨーロッパ世界経済」の成立 (岩波モダンクラシックス)

モンタイユー―ピレネーの村 1294~1324〈上〉 (刀水歴史全書)

チーズとうじ虫―16世紀の一粉挽屋の世界像

もうひとつの中世のために?西洋における時間、労働、そして文化

オリエンタリズム〈上〉 (平凡社ライブラリー)

無縁・公界・楽―日本中世の自由と平和 (平凡社ライブラリー (150))

日本中世の非農業民と天皇

定本 想像の共同体―ナショナリズムの起源と流行 (社会科学の冒険2期4)

イングランド社会史

記憶の場―フランス国民意識の文化=社会史〈第1巻〉対立

ファロスの王国―古代ギリシアの性の政治学〈1〉

帝国主義と工業化1415~1974―イギリスとヨーロッパからの視点 (MINERVA西洋史ライブラリー)

歴史と啓蒙

1917年のロシア革命

敗北を抱きしめて 上 増補版―第二次大戦後の日本人

近代移行期の人口と歴史 (MINERVA人文・社会科学叢書)

近代移行期の家族と歴史 (MINERVA人文・社会科学叢書)

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この中で所持している本は（よりにもよってｗ）『ファロスの王国』のみ…orz
『敗北を抱きしめて』は欲しいな。

■白川静、生誕１００年

『ユリイカ2010年1月号 特集=白川静 一〇〇歳から始める漢字』

ユリイカ2010年1月号 特集=白川静 一〇〇歳から始める漢字

『白川静読本』

白川静読本

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この本の中に“アサルトガールズ、出遊す 押井守”という記事が。（情報提供 スポット氏）
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●『白川静読本』に押井守原稿 - 押井守情報：野良犬の塒

http://www.kyo-kan.net/archives/2010/03/post_828.html

あ、ほんとだ。

• 今日の平凡社: 『白川静読本』
• 【日本人とこころ】白川静と出遊(上) 漢字を読み解く知的冒険 (1/5ページ) - MSN産経ニュース
• 【日本人とこころ】白川静と出遊（下）一番好きな言葉は「遊」 (1/3ページ) - MSN産経ニュース

■その他

半井小絵『半井小絵の季節の小箱』

半井小絵の季節の小箱

１９時２５分の女、ＮＨＫ７時のニュース気象情報、半井小絵さんの本。