耳の痛い話〜「大義でモノを言う人は、私情を公憤だと信じこんでしまう」〜
千野帽子氏のコラムより。
mame-tanuki | 陪審員制度がある仮想日本を舞台とした、三谷幸喜『12人の優しい日本人』のクライマックスシーンを思い出した 2010/06/03 | link |
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世界とか社會とか歴史とか言つてゐるうちにそれが意味を持つ爲には自分といふそれが意味を持つものがゐなければならないことが忘れられてその次には人類といふやうな認識の對象になり得ないことが尤もらしく思はれて來る。その次は博愛主義だらうか。
<吉田健一『時間』(初出は1976年新潮社本)
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